Key Takeaways
- 第2四半期の売上高は1112億ドル、EPSは2.01ドルとなり、ウォール街の予想を上回りました。
- 追加で1000億ドルの自社株買いを承認し、配当を4%引き上げました。
- 好決算ながら、9月1日付でジョン・ターナス氏がティム・クック氏の後任としてCEOに就任するとの発表に注目が集まりました。
Key Takeaways

Apple Inc. (NASDAQ: AAPL) は、第2四半期として過去最高の1112億ドルの売上高を報告し、新たに1000億ドルの自社株買いプログラムを発表しましたが、この力強い決算は、大規模なリーダーシップの交代というニュースによって大きく影を潜める形となりました。
Appleの退任するCEO、ティム・クック氏は声明で、「本日、Appleは売上高1112億ドルを記録し、すべての地域セグメントで2桁成長を達成した、過去最高の3月期決算を報告できることを誇りに思います」と述べました。
同社は、3月28日に終了した第2四半期会計年度において、売上高・利益ともにアナリスト予想を上回りました。発表を受けて、時間外取引で株価は約4%上昇しました。
しかし、この結果は、ハードウェア責任者のジョン・ターナス氏が9月1日付で最高経営責任者(CEO)に就任し、ティム・クック氏が会長に退くという発表によって影が薄くなりました。この交代劇は、特に人工知能(AI)に関する今後の戦略の手がかりを探る投資家にとって、最大の関心事となっています。
マイクロソフトやアルファベットといった競合他社がAIインフラへの資金提供のために資本支出を増やしている一方で、Appleは大規模な株主還元戦略を継続しました。取締役会は、さらに1000億ドルの自社株買いを承認し、1株あたり0.27ドルへの4%の増配を決定しました。同社は今会計年度の上半期に、すでに370億ドル近い自社株買いを実施しています。
Appleのすべての製品カテゴリーで前年比成長が見られました。同社の最大の収益源であるiPhoneの売上高は、3月期として最高の570億ドルに達しました。サービス部門の売上高も引き続き力強い成長軌道にあり、310億ドル近くに達しました。
強固な財務実績は、リーダーシップの交代に向けた安定した背景を提供しています。投資家は今後、次期CEOのジョン・ターナス氏の戦略的優先事項、特にAIに注目することになり、同社の年次世界開発者会議(WWDC)で次なる大きなアップデートが示されることが期待されています。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。