重要なポイント:
- 第1四半期の売上高は前年同期比34%増の8億730万ドルとなり、予想を2,840万ドル上回りました。
- 海外売上高は1億6,080万ドルへと2倍以上に増加し、総売上高の20%を占めました。
- Axonは、2026通期の売上高成長率予測を従来の27%〜30%から、30%〜32%の範囲に引き上げました。
重要なポイント:

Axon Enterprise(NASDAQ:AXON)は第1四半期の売上高を8億730万ドルと発表し、ウォール街の予想を上回りました。テイザー銃やボディカメラに対する海外需要の急増が寄与し、同社は通期の見通しを引き上げました。
ジョシュ・イズナー社長は電話会議で、「現時点で当社はよりグローバルな企業としての姿を見せていると考えています。多くの異なる製品ラインにわたって支援を提供できるテクノロジーベンダーとして台頭しています」と述べました。
法執行機関向けテクノロジーメーカーである同社は、売上高と利益の両方でアナリスト予想を上回りました。今回の業績は大きな転換点となり、5四半期連続の赤字の後、2,900万ドルの営業利益を達成しました。
このニュースを受けて、Axonの株価は7.6%上昇し415.14ドルとなりました。AIによる破壊的影響や持続的な営業損失への懸念から、同株価は年初来で27%下落していましたが、今回の結果は投資家に安心感を与えました。
Axonの報告で際立っていたのは、米国以外での業績です。米国以外の売上高は、前年同期の7,430万ドルから116%急増し、1億6,080万ドルに達しました。海外事業は現在、売上高全体の約20%を占めており、昨年の12%から上昇しています。この成長が、経営陣が2026通期の売上高成長率予測を従来の27%〜30%から、新たに30%〜32%の範囲に引き上げる決定を下した主な要因となりました。
好調な決算にもかかわらず、一部のアナリストは慎重な姿勢を崩していません。UBSのアナリスト、アンドリュー・スピノラ氏は、最近の株価下落を反映して目標株価を570ドルから440ドルに引き下げたものの、レーティングは「ニュートラル」を維持しました。スピノラ氏は、「今回の結果は、同社のフリーキャッシュフロー(FCF)創出に対する懸念や、AIの台頭に関する全般的な懸念を打ち消すには不十分だと考えている」と記しています。
見通しの引き上げは、特に新しい海外市場からの需要や、AIを活用したソフトウェア製品への需要が今後も強まり続けるという経営陣の自信を示唆しています。同社は、北米、欧州、オーストラリアの法執行機関に警察用ボディカメラやドローンシステムを供給しています。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。