主なポイント:
- バンク・オブ・アメリカは、ASMLの目標株価を1,598ユーロから1,710ユーロに引き上げました。
- 新たな目標株価は、年初来で23%以上上昇しているにもかかわらず、直近の株価からさらなる上昇の可能性を示唆しています。
- この変更は、AI投資に牽引されたハイエンド半導体装置への需要予測が一段と強まっていることを受けたものです。
主なポイント:

バンク・オブ・アメリカは、半導体製造装置大手ASMLホールディング(NASDAQ:ASML)の目標株価を1株あたり1,710ユーロに引き上げ、同セクターのハイエンドリーダーに対する信頼感を改めて示しました。
5月7日に行われた目標株価(従来は1,598ユーロ)の引き上げは、他のアナリストによる同様の強気な動きに続くものです。4月15日には、RBCキャピタルが同社の先進的な極端紫外線(EUV)露光装置に対する強い需要を理由に、ASMLの目標株価を1,700ユーロに引き上げています。
アナリストによる一貫した上方修正は、世界的なAIインフラ構築においてASMLが果たす重要な役割を浮き彫りにしています。シーポート・リサーチは、カバレッジ開始のノートの中で、「先端半導体におけるASMLの役割は、『ASML自身と同じくらい代替不可能』である」と述べています。同社は、競合のアプライド・マテリアルズ(NASDAQ:AMAT)のようにすべての分野で独占しているわけではないことを認めつつも、最も先進的なEUV露光分野における圧倒的な地位を強調しました。
ASML自身の見通しも、この強気な見方を裏付けています。同社のクリストフ・フーケ社長兼CEOは先日、AI関連投資に牽引され、チップ需要が供給を上回っていると指摘しました。これを受け、ASMLは2026年の連結純売上高を360億ユーロから400億ユーロの間と予想しており、さらなる大幅成長の年を見込んでいます。
CNNのデータによると、アナリストの82%が買い推奨を維持しており、今回の目標株価修正はASML周辺で形成されている強気なコンセンサスを補強するものです。投資家は、今後数四半期における同社の受注残高の更新状況や、継続的な輸出管理に関する議論に対応する能力に注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。