要点
- Coins.phはフィリピンの国家規格QRPhシステムを通じてビットコインとイーサリアムの決済に対応し、ユーザーは 70 万の加盟店で利用可能になりました。
- このシステムは販売時点で暗号資産をフィリピンペソに自動変換するもので、既存のステーブルコイン決済の枠組みを拡張したものです。
- この統合により、世界有数の送金市場であるフィリピンが、主流の暗号資産普及に向けた重要なテストケースとしての地位を固めることになります。
要点

Coins.phはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)をフィリピンの国家QR決済システムに統合し、ユーザーが推定 70 万の加盟店で暗号資産を利用できるようにしました。5月20日に発表されたこの動きは、東南アジアにおける実世界での暗号資産決済統合として最大規模の一つとなります。
Coins.phのCEOであるウェイ・ジョウ(Wei Zhou)氏は、「私たちは単に新しいトークンを追加しているのではありません。デジタルウォレットができることを再定義しているのです。これは金融の未来が形になったものであり、世界で最も人気のある暗号資産をフィリピン人の日常生活の機能的な一部にしようとしています」と述べました。
このシステムは、フィリピン中央銀行(BSP)が開発した国家QRコード規格「QRPh」を通じて機能します。ユーザーが加盟店のQRコードをスキャンすると、暗号資産の残高が自動的にフィリピンペソに変換され、取引が決済されます。この拡大は、同インフラを通じてステーブルコイン(USDT)決済を導入した以前の展開に続くもので、同社によればその際にも大きな取引量を記録したとのことです。
今回の統合は、暗号資産を民間の加盟店ネットワークではなく、国家が支援する決済規格に組み込んだ点で特に注目されます。1,500万人以上の暗号資産ユーザーを抱え、年間 380 億ドルの送金流入があるフィリピンを、大規模な暗号資産決済の実証の場として位置づけています。Coins.phは、BSPの規制下で認可を受けた仮想資産サービスプロバイダーおよび電子マネー発行体として運営されています。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。