主なポイント:
- BofAはAKESOの目標株価をHKD162.8からHKD164に引き上げ、Buyを継続
- 中国1L扁平上皮NSCLCの成功確率を95%、グローバルは65%に引き上げ
- HARMONi-6のOSデータがASCO 2026プレナリーで発表、中国発医薬品として初
主なポイント:

BofA証券はAKESOの目標株価をHKD162.8からHKD164に引き上げた。同社がASCOで画期的なHARMONi-6生存データを発表したことを受けたもので、中国発の腫瘍学領域の医薬品が同会議のプレナリーセッションに選出されたのは61年ぶりとなる。
「HARMONi-6の強力な全生存期間データは、イボネスシマブの中国およびグローバル市場における成功確率の上昇を裏付けるものだ」とBofAはノートで述べ、同銘柄のBuy評価を継続した。
同ブローカーは、中国のファーストライン扁平上皮NSCLC適応症における成功確率を従来の90%から95%に、グローバル市場では60%から65%に引き上げた。また、中国市場におけるイボネスシマブの潜在的市場シェアの前提も引き上げた。HARMONi-6試験では、イボネスシマブ+化学療法が、チスレリズマブ+化学療法と比較して死亡リスクを34%低減し、ハザード比は0.66であった。
目標株価の引き上げは、2026年から2028年にかけての収益および利益予想の上方修正を反映したもので、純利益予想は2026年に10.9%、2027年に2.8%、2028年に3.6%それぞれ引き上げられた。AKESO株はこのポジティブな触媒にもかかわらず当日3.3%下落し、空売りが回転率の35.7%を占めたことから、直近の上昇を受けた利益確定売りが示唆される。
今回の評価引き上げは、イボネスシマブがファーストライン肺癌治療を変革する可能性に対するアナリストの確信が強まっていることを示す。AKESOは現在30以上の臨床設定で本薬剤を評価しており、そのうち15件は第III相試験、7件はPD-1またはPD-L1療法との直接比較試験である。Summit Therapeuticsがグローバル開発を進める中、投資家は中国国外での規制当局への申請に注目しており、EGFR変異NSCLCを対象としたイボネスシマブの米国FDA判断は11月14日までに下される見通しである。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。