主なポイント:
- BofA、2026〜2028年のDRAMおよびNAND市場予測を2〜4%上方修正
- 2026年のDRAM売上高は前年比316%増、NANDは295%増と予想
- 高性能HBMチップと長期契約が業界の収益性を変革
主なポイント:

Bank of Americaは、Micron Technology Inc.の好調な決算がストレージ・スーパーサイクルを確認するものとして、世界のメモリチップ市場予測を最大4%引き上げた。
「今回の決算は、グローバルストレージ業界がAI需要による高帯域幅メモリ(HBM)を原動力とする構造的なスーパーサイクルにあるとの見方を強固にするものだ」とBank of Americaのアナリストは6月29日付のリポートで述べた。
同行は現在、2026年のDRAM売上高が前年比316%増、NAND売上高が同295%増になると予想している。2027年は成長が減速するものの、DRAMで43%、NANDで29%と高水準が続く見通しだ。BofAは2026〜2028年の市場規模見通しを2〜4%上方修正した。
Micronの株価は月曜日に4.5%上昇し、3日続伸となった。投資家が長期の拡大局面を織り込み始めたためだ。リポートは、高帯域幅メモリと長期供給契約が価格競争を抑制し、メモリチップメーカーが高水準の利益率を維持できる可能性を示唆。この変化は業界のビジネスモデルを根本から変える可能性がある。
強気見通しの背景には、Micronの市場予想を上回る四半期決算があり、これが世界のメモリチップのサイクル見通しを一変させた。HSBCは別途、SKハイニックス株の目標株価を56.6%引き上げ4百万ウォンに設定。AI主導のメモリブームに関するアナリストの確信度の高さを示している。
Bank of Americaは、HBMのようなハイエンド製品の比率上昇と長期契約へのシフトが、これまで業界を悩ませてきた価格競争を回避する助けになると指摘。スーパーサイクルは少なくとも2027年まで続くとの見通しを示した。
Micron株の投資家にとって、今回のリポートはAI主導のメモリ需要が短期的な高まりではなく、複数年にわたる構造的な変化であることを示している。次の注目材料は9月に発表される同社の第4四半期決算であり、そのガイダンスがスーパーサイクル仮説の妥当性を試すことになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。