主なポイント
- Capital Bは、アダム・バック氏やTOBAMを含む機関投資家に対し、新株予約権付株式(ABSA)を1株あたり0.66ユーロで発行し、1,520万ユーロを確保しました。
- 調達資金は182 BTCの購入に充てられる予定で、これにより同社の潜在的な総保有量は3,125 BTCに増加します。
- この取引には新株予約権が含まれており、完全に行使された場合、さらに9,910万ユーロの資金がもたらされ、同社のビットコイン蓄積戦略をさらに加速させます。
主なポイント

欧州のビットコイン財務管理会社であるCapital Bは、企業バランスシート向けにビットコインを追加購入するため、1,520万ユーロ(1,650万ドル)の資金調達を発表し、業界の主要人物との連携をさらに深めました。
同社の5月11日のプレスリリースによると、この動きは「時間の経過とともに完全稀釈化ベースでの1株あたりビットコイン保有量を増やすことに焦点を当てた、ビットコイン財務戦略(Bitcoin Treasury Company strategy)」における重要なステップであるとのことです。1,440万ユーロの純調達額は、約182 BTCの追加取得に充てられます。
フランスのピュトーに拠点を置く同社は、1株につき4つの新株予約権が付与された23,038,844株(ABSA)を、1 ABSAあたり0.66ユーロで発行しました。この割当増資には、BlockstreamのCEOであるアダム・バック氏やフランスの資産運用会社TOBAMを含む、グローバルな機関投資家が参加しました。発行価格は、5月8日の終値に対して1.51%のプレミアムが上乗せされた水準となっています。
今回の取引により、Capital Bのビットコイン保有量は潜在的に3,125 BTCまで増加する可能性があります。今回の調達は、5月4日に新株予約権の発行を通じてアダム・バック氏から直接110万ユーロを確保したわずか1週間後に行われました。前回の調達時には同社の株価(ALCPB)が6.5%以上急騰しています。
今回の契約は、将来的に多額の資金提供を可能にする構造になっています。各ABSAには、行使価格0.86ユーロの「Warrant 2026-03」が2個、1.12ユーロの「Warrant 2026-04」が1個、1.46ユーロの「Warrant 2026-05」が1個含まれています。今回発行された計9,210万個の新株予約権がすべて行使された場合、同社にはさらに9,910万ユーロの増資がもたらされることになります。
この第三者割当増資後、アダム・バック氏の持ち株比率は普通株ベースで13.43%となり、TOBAMの比率は4.20%に上昇します。すべての新株予約権が行使された場合、バック氏とTOBAMの比率はそれぞれ12.90%と7.34%に調整される見込みです。
1,520万ユーロの第三者割当増資は、Capital Bの最近の蓄積努力を大幅にスケールアップさせるものです。同社の戦略は、資本市場を活用して長期的なビットコイン準備金の資金を調達することであり、このモデルを採用した欧州初の公開企業の一社としての地位を確立しています。アダム・バック氏やTOBAMといった投資家からの継続的な支援は、ビットコインを主要な財務準備資産として活用することへの信頼が高まっていることを示しています。
同社の株価が20取引日連続で新株予約権の行使価格の130%を超えた場合、同社は予約権の行使期間を繰り上げるオプションを持っており、ビットコインの取得ペースをさらに早める可能性があります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。