重要なポイント:
- ナスダック・ゴールデン・ドラゴン・中国指数は3.9%急騰し、過去2カ月で最大の日中上昇率を記録しました。
- 構成銘柄の90%が上昇する中、21ヴィアネット(+25.3%)やキングソフト・クラウド(+17%)が上げを主導しました。
- 今回のラリーは、北京で開催されている米IT大手CEOらと中国指導部による注目度の高い首脳会談と重なっています。
重要なポイント:

米国に上場する中国企業のベンチマークであるナスダック・ゴールデン・ドラゴン・中国指数は、水曜日に3.9%反発しました。トレーダーらは、北京で開催されている重要な首脳会談が貿易摩擦緩和の潜在的なきっかけになると指摘しています。この上昇幅は、同指数にとって3月以来の単日最大の上昇となりました。
この幅広い反発は、エヌビディア(NVDA)、クアルコム(QCOM)、テスラ(TSLA)を含む米IT大手数社のCEOが、中国の習近平国家主席および米国のドナルド・トランプ大統領と会談する中で起きました。首脳会談では、中国のテックセクターに影響を与えている主要な摩擦点である貿易や人工知能(AI)などの重要なトピックが議論される見通しです。
指数の構成銘柄のほぼすべてが値を上げて取引を終えました。データセンター運営の21ヴィアネット(VNET)は25.3%急騰し、キングソフト・クラウド(KC)は17%上昇しました。電子商取引大手も堅調で、美団(MPNGY)は12%高、アリババ(BABA)は四半期決算発表を受けて8.3%高で引けました。電気自動車メーカーのニオ(NIO)は7.5%上昇しました。強気な心理は関連ETFにも反映され、クレーンシェアーズCSI中国インターネットETF(KWEB)とインベスコ中国テクノロジーETF(CQQQ)はいずれも5%上昇しました。
中国株のラリーは、投資家が米中関係の潜在的な雪解けを織り込み始めている可能性を示唆しており、規制強化や地政学的な不確実性に打ちのめされてきた同セクターのリスク軽減につながる可能性があります。この動きは、S&P 500が0.7%上昇し、10年債利回りが4.48%に上昇した米国市場全体のまちまちな動きの中で際立っていました。今後の方向性については、北京会談からの公式発表に注目が集まっています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。