主なポイント:
- シティ、CATLのH株目標株価をHKD621からHKD888に引き上げ
- 2026年度純利益予想を1030億元に上方修正
- 2026年度の電池売上高は1.0TWh(テラワット時)に達し、54%増の見通し
主なポイント:

シティはCATLのH株目標株価をHKD888に引き上げ、同電池メーカーが第1四半期決算を発表したことを受け、2026年度の純利益を1030億元と予想した。
「CATLの電池生産と出荷は下半期も好調を維持する見通しで、蓄電池需要が重要なハイライトとなる」と、シティのアナリストチームは6月4日付のメモで述べた。また、炭酸リチウム価格が1トン当たり20万元を超えても短期的に需要を破壊することはなく、むしろ価格上昇は需要の底堅さを示していると指摘した。
シティは2026〜28年度の利益予想をそれぞれ9%、9%、7%引き上げ、1030億元、1260億元、1490億元とした。2026年度の電池生産と売上高はそれぞれ1.2テラワット時(TWh)、1.0TWhに達し、前年比で61%増、54%増を見込む。第2四半期については、シティは電池売上高260ギガワット時(GWh)で純利益243億元と試算しており、前年同期比77%増、前期比29%増となる。
今回の目標株価引き上げは、CATLのA株に対して28%のプレミアムを示しており、オフショア市場における世界の電池リーダーとしての希少価値を反映している。シティは買い(Buy)評価を維持し、同銘柄をセクターのトップピックに挙げた。A株目標株価もRMB576からRMB603に引き上げられた。
今回の上方修正は、世界的な電動化需要の加速に対する経営陣の自信を示しており、リチウム生産企業や比亜迪(BYD)社、LGエナジーソリューションなどのEVメーカーを含む、より広範な電池サプライチェーンに恩恵をもたらす。投資家はCATLの第2四半期決算と、シティが下半期の主要な成長ドライバーと位置付ける蓄電池契約の最新情報に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。