主なポイント:
- CR New EnergyのA株IPOは1株当たり10.11元で価格決定され、約213億元を調達。
- このIPOは子会社を簿価の1.21倍と評価し、親会社の0.87倍を上回る。
- 大和証券は保有(Hold)レーティングを維持、スピンオフは市場で概ね織り込み済みと指摘。
主なポイント:

大和証券は、子会社のCR New EnergyがA株IPOを1株当たり10.11元で価格決定したことを受け、中国資源発電(CHINA RES POWER)に対する保有(Hold)レーティングを維持した。
「スピンオフ上場はポジティブなニュースだが、市場では概ね織り込み済みである」と大和証券はリポートで述べた。同証券は、投資家の関心は今後、電気料金の動向と収益の見通しに移ると指摘した。
CR New Energyは21億700万株の新株(拡大発行済み株式数の16.2%に相当)を発行し、約213億元を調達した。1.21倍の株価純資産倍率(PBR)でのIPO評価額は、中国資源発電の現在のH株PBRである0.87倍を上回る。上場により約310億元の価値が解放される見通しで、これは1株当たり約5.4元、または1株当たり5.9香港ドルに相当する。
中国資源発電の株価は0.7%上昇し、空売り額4301万ドルは出来高の16.2%を占めた。310億元の価値解放は親会社の現在の市場評価額に対して大きなプレミアムを示すが、大和証券は市場は既にスピンオフを価格に織り込んでいたと述べた。
IPOの価格決定により、CR New Energyは親会社を上回る評価プレミアムを得ており、A株市場における再生可能エネルギー資産への強い需要を示唆している。投資家はCR New Energyの初日の取引パフォーマンスと、中国資源発電の今度の中間決算を注視し、最新の収益見通しを確認することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。