主なポイント
- ドラフトキングスは木曜日の取引終了後に2026年第1四半期決算を発表します。
- アナリスト予想は、売上高16.3億ドル、1株当たり利益(EPS)0.22ドルです。
- 規制のない「予測市場」による影響に注目が集まっています。
主なポイント

ドラフトキングス(DraftKings Inc., DKNG)は、木曜日の市場終了後に第1四半期決算を発表する予定です。投資家の注目は、主力事業であるスポーツベッティングに対する「予測市場」という新たな脅威に集まっています。
同社の広報担当者は、「収益化への道筋が引き続き私たちの最優先事項である」と述べました。
ウォール街のアナリストは、2026年第1四半期の調整後1株当たり利益(EPS)を0.22ドル、売上高を16.3億ドルと予想しています。株価は年初から30%下落していますが、決算発表を前に約4%上昇し、1株あたり25ドル前後で取引されました。FactSetのデータによると、アナリストは同銘柄の投資判断を「オーバーウェイト」に据え置いており、平均目標株価は34.04ドルとなっています。
今回の決算発表では、Kalshi(カルシ)やPolymarket(ポリマーケット)といった予測市場プラットフォームとの競争に対するドラフトキングスの戦略が初めて詳細に明かされます。これらの企業は、スポーツベッティングのように機能するイベント契約を提供していますが、州ごとのギャンブル規制の枠外で運営されており、大きな競争上の課題となっています。
この報告は、ライバルであるファンデュエル(FanDuel)の親会社フラッター・エンターテインメント(Flutter Entertainment)が、iGaming収益の19%急増に支えられ、米国事業の売上高が前年同期比6%増の11.4億ドルになったと発表した翌日に出されました。しかし、ファンデュエルのスポーツベッティングの取扱高は9%減少しており、これは投資家がドラフトキングスの決算で注視するであろう、セクター全体の潜在的な警戒信号です。
フラッターはまた、ファンデュエルのエイミー・ハウCEOが退任すること、そして直接競合するためにサードパーティの予測市場プラットフォームでマーケットメイクを開始したことを発表しました。ドラフトキングスは自社の内部プラットフォーム「DraftKings Predictions」でマーケットメイクを行っており、本日の報告ではそのパフォーマンスに関する洞察が得られるでしょう。
投資家にとっての大きな疑問は、顧客の「共食い(カニバリゼーション)」のリスクです。ベッティング企業は、従来の規制されたスポーツブックの顧客から高い利益率を得ています。ユーザーがどの程度、利益率の低い予測市場製品に移行するかは、主要な不確実性として残っています。
経営陣が示す第2四半期および通期のガイダンスは、株価の方向性を決める極めて重要なものとなります。投資家は、発表後に予定されている電話会議でのコメントに耳を傾け、予測市場が財務に与える影響や、市場シェアを守るための同社の戦略を明確にしようとするでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。