主なポイント:
- エルサルバドルはビットコインが65,700ドルに下落した際に準備高を増加。
- 同国の戦略的準備高は現在約7,600BTC、総額5.1億ドル相当。
- 140億ドルの融資契約に基づくIMFの圧力にもかかわらず購入は継続。
主なポイント:

エルサルバドルはビットコイン価格が65,700ドルに下落した際に購入を行い、現在約7,600BTC、総額5.1億ドル以上の戦略的準備高を有している。
同中米国家は、価格変動にかかわらず1日あたり約1ビットコインを取得する方針を維持しており、ナジブ・ブケレ大統領は市場の弱気を国のビットコイン備蓄を増やす好機と捉えていると、Bitcoin.com Newsが報じた公的声明で示されている。
1月から4月の間に、当局は1,600コイン以上を追加し、総保有量は約7,600BTCに達した。この積み上げは、国際通貨基金(IMF)からの圧力にもかかわらず継続されている。IMFはエルサルバドルに対し140億ドルの融資契約を延長したが、その条件として企業へのビットコイン受入れは義務ではなく随意としている。
この準備金により、エルサルバドルは2024年および2025年の上昇相場後の大幅な含み益を抱えている。ただし、批評家らは、公的資金を変動の激しい資産に集中させることは、小規模でドル化された経済に過大なリスクをもたらすと指摘する。ビットコインの下落が続けば、ブケレ氏の明示したシナリオではさらなる買い増しが予定されており、他国政府がバランスシートにビットコインを保有するかを検討する上で、同国は参照点となっている。
暗号資産関連の送金は2026年第1四半期に1,738万ドルに達し、前年同期比で約50%増加したが、それでも同国の総送金フローの1%を大きく下回る。IMFは時折、エルサルバドルは新たにビットコインを購入しているのではなく、既存のコインをウォレット間で移動させているだけではないかと示唆しており、これに対してブケレ政権は反論している。
準備高の推計値は報告日によって多少異なり、6月初旬時点で約7,474BTCから7,667BTCの範囲となっている。これは、一度に大量購入を行うのではなく、日々の購入を着実に継続していることを反映している。日々の買い付け、下落時の購入、不透明な会計処理が混在しているため、正確な数字を特定することは困難だが、トレンドラインは一貫して上昇傾向を示している。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。