ENNエナジーは2026年6月12日、株式非公開化提案が失効し、中国証監会(CSRC)と香港取引所(HKEX)の承認を得られず、寄り付きは7.86%安の45.02香港ドルとなった。
ENNエナジーは2026年6月12日、株式非公開化提案が失効し、中国証監会(CSRC)と香港取引所(HKEX)の承認を得られず、寄り付きは7.86%安の45.02香港ドルとなった。

ENNエナジー(02688.HK)は月曜日、株式非公開化提案が6月12日に失効し、オファー期間内に規制当局の承認を得られなかったことを受け、7.86%安の45.02香港ドルで寄り付いた。
同社と親会社のENN(600803.SH)は共同で、本取引が中国証券監督管理委員会(CSRC)の承認および香港証券取引所上場委員会(Listing Committee)からの上場原則承認を取得できなかったため、スキーム・オブ・アレンジメントおよびストックオプション・オファーは失効したと発表した。「関連する有効化前提条件を満たすタイミングは依然として不透明である」と両社は共同発表で述べている。
寄り付き前の時間外交渉取引では、55万9400株、総額2518万香港ドルが成立した。本提案は2025年12月17日に香港証券取引所に初めて提出されたが、約1年にわたり必要な規制当局の承認を得られず失効した。オファー期間中、両社は適用規則に基づく制限の対象となり、事業運営や経営体制の一部に制約が課されていた。
今回の失効により、ENNエナジーの株価に織り込まれていた非公開化プレミアムは消失した。ENNは、オファラーを通じて同子会社の株式を取得する意向であり、取得価格、時期、株式数は市場環境に応じて決定され、関連規制の対象となると表明している。非公開化の失敗によりENNエナジーの株価には短期的な明確なカタリストがなくなる一方、親会社による株式買い増し意向の表明は株価の下支えとなり得る。投資家は、ENNによる株式保有増加の開示や、同社が別の再編計画を追求するかどうかに注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。