主なポイント:
- STOXX600は6月30日に終値642.40(+0.99%)の最高値を記録
- 欧州銀行株の上昇が指数を押し上げ
- ユーロSTOXX50は1.53%高の6,327.13
主なポイント:

欧州株式市場は火曜日に最高値を更新し、STOXX600は642.40で終了。銀行株の上昇と経済指標の改善が、指数を従来の最高値から押し上げた。
STOXX600は6月30日に0.99%上昇し、終値642.40の過去最高値を記録。これにより年初来の上昇率は12%を超えた。
「欧州の銀行は一桁台の株価収益率(PER)で取引されながら、二桁の収益成長を記録しており、同セクターは世界の株式市場で最も魅力的な投資先の一つである」と、欧州の投資銀行による調査ノートは指摘する。欧州の金融機関は、利ざやを圧迫していた10年にわたるマイナス金利政策から転換し、プラス金利への移行によって恩恵を受けている。
ユーロSTOXX50は1.53%高の6,327.13、FTSEユーロファースト300は1.03%高の2,574.38で引けた。金融株が上昇を主導し、銀行株は金利の高止まりが今後も純金利マージンを支えるとの見方から買われた。上昇は幅広いセクターに及び、主要な業種が軒並みプラスとなった。
今回の終値最高値更新は欧州株式市場にとって一つの節目であり、欧州の銀行が長年の収益性低迷から脱却するなかで、投資家の注目度が高まっている。STOXX600の次の試練は、欧州中央銀行(ECB)の金融政策の行方と、今後の企業決算シーズンが新たな材料を提供するかどうかとなる。
銀行セクターが上昇を主導
欧州株は今年に入って上昇基調が続いており、長らくマイナス金利の重荷を背負ってきた銀行セクターが株式上昇の主要な原動力となっている。STOXX600は2026年に12%以上上昇し、多くのグローバル市場をアウトパフォームしている。
銀行株の上昇は、堅調なファンダメンタルズに支えられている。市場データによると、欧州の銀行は平均で一桁台のPERで取引されながら、二桁の収益成長を達成している。コモン・エクイティ・ティア1(CET1)比率や有形自己資本利益率(ROTE)などの主要指標もセクター全体で改善しており、資本基盤の強化と収益性の向上を示している。
火曜日は機関投資家が欧州株へのエクスポージャーを増やしたことで取引高も増加し、最高値更新がさらなる買い意欲を誘った。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。