主なポイント:
- エクソンモービルは7月1日にニュージャージー州からテキサス州への本店移転を完了
- ExxonMobil Holdings Corp.は7月2日よりNYSEでXOMティッカーでの取引を開始
- 社名変更は1999年のエクソン・モービル合併以来初
主なポイント:

エクソン モービル コープは7月1日、ニュージャージー州からテキサス州への本店移転を完了し、新設されたExxonMobil Holdings Corp.が7月2日よりニューヨーク証券取引所でXOMティッカーでの取引を開始した。
「今回の移転は、法的な本拠地を事業本社と一致させ、企業構造を簡素化するものです」と同社は声明で述べた。株主は5月の年次株主総会でこの再編を承認していた。
発行済みのエクソン モービル株は1対1の比率で新持株会社の株式に交換され、ティッカーシンボルに変更はない。社名変更は1999年のエクソン・モービル合併以来初となる。提出書類によれば、新持株会社のもとでも配当政策、株式数、コーポレートガバナンス構造は変更されない。
今回の再編は、エクソンモービルの株価が3月30日の過去最高値176.40ドルから22.5%下落し、直近では136.93ドルで取引されている中で行われた。同株は200日移動平均線でサポートを見つけており、この水準は過去に上昇の前兆となってきた。Schaeffer'sのシニア定量アナリスト、ロッキー・ホワイト氏によると、過去10年間で同様のセットアップにおいて、1カ月後に株価が上昇した確率は87%、平均上昇率は5.3%だった。14日間の相対力指数(RSI)は27.5で、売られ過ぎの領域にあり、短期的な反発の前兆となることが多い。
エクソンモービルは43年連続で配当を増加させており、現在のフォワード利回りは3%である。株価136ドルで、今年の利益の12倍で取引されており、過去5年間の平均倍率を下回っている。配当を再投資した場合、同株は過去40年間で4,450%のトータルリターンを生み出している。
本店移転により、エクソンモービルはテキサス州の会社法の下に置かれることになる。一部のアナリストは、テキサス州はニュージャージー州と比較してより有利な規制・税制環境を提供していると指摘する。同社は2023年に事業本社をヒューストン地域に移転済みである。投資家は今月下旬に予定される第2四半期決算報告で、新たな企業体制の下での最新の生産量データと資本配分計画に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。