損失が予測を1億2000万ドル上回り、株価が急落
データセンターREITであるフェルミ社(NASDAQ:FRMI)の株価は、創業初年度に大幅な損失を公表した後、月曜午前中の取引で約25%下落しました。売却はプレマーケット取引で始まり、その時点で株価はすでに10.84%下落し5.51ドルでした。このきっかけとなったのは、2025年1月10日の設立から2025年12月31日までの期間において報告された、GAAP純損失4億8,640万ドル、1株当たり1.13ドルという数字でした。
この数字は、FactSetがまとめたアナリスト予想の3億6,650万ドルの損失を大きく下回るものでした。予測から約1億2000万ドル近くの乖離は、同社の初期のキャッシュバーンと運営コストが予想よりも高く推移していることを投資家に示唆し、株価の迅速な再評価を引き起こしました。
テナントの不確実性が旗艦プロジェクトに影を落とす
財務上のミスに加えて、フェルミの経営陣は、旗艦AIエネルギープロジェクトのテナント確保における継続的な不確実性を指摘しました。専門インフラ開発者にとって、アンカーテナントを獲得することは、そのビジネスモデルを検証し、将来の開発リスクを軽減する上で極めて重要なマイルストーンです。この面で進展がないことは、同社の核心戦略に影を落としています。
コミットされたテナントがいなければ、フェルミの収益創出への道筋は依然として不明確です。予想を上回る損失と停滞した商業パイプラインという二重の影響は、重大な逆風となります。この不確実性は、同社の資本集約的な原子力エネルギープロジェクトに対する将来の資金調達の取り組みを複雑にし、長期的な成長見通しと投資家の信頼にさらなる圧力をかける可能性があります。