主なポイント:
- 防衛部門の受注が2026年第1四半期に67%急増
- セグメント売上高は19%増の32億ドル
- 同社は2026年の営業利益を15.5億〜16.5億ドルと見込む
主なポイント:

GE Aerospaceの防衛・推進技術部門の受注は2026年第1四半期に67%急増し、売上高は19%増の32億ドルとなった。
同事門の営業利益は17%増の3億7900万ドル。受注を支えた主な契約には、米海兵隊のCH-53Kヘリコプター fleet向けT408エンジンの14億ドル契約や、F110エンジン、部品、サポートサービスを対象とする米空軍の50億ドルプログラムが含まれる。
また、同社はBoeing Defence UKから、英国陸軍のアパッチAH-64E fleetに搭載されるT700-GE-T701Dエンジンのサポートサービス延長契約を獲得。3月にはPalantir Technologiesと複数年にわたるパートナーシップを締結し、米空軍軍用機の fleet管理と運用即応性の向上を図る。
2026年通期についてGEは、防衛・推進技術部門の売上高が中〜高単位の低成長を見込み、営業利益は15.5億〜16.5億ドルの範囲と予想している。
競合他社と比較すると、RTXは第1四半期の受注高140億ドル、バックログ(受注残高)は過去最高の2710億ドルを記録。TextronのBell部門はMV-75 Cheyenneプログラムにより売上高を伸ばし、Textron SystemsはShip-to-Shore Connectorの取扱量増加により13%増収となった。
GEの株価は過去3ヶ月で1.6%上昇し、業界全体の12.4%下落をアウトパフォーム。株価はフォワードベースで利益の41.3倍で取引されており、業界平均の31.8倍を上回るプレミアム評価となっている。
今回のガイダンスは、米国および同盟国の軍事予算が持続的な調達を支える中、経営陣が防衛需要の継続的な強さを想定していることを示唆している。投資家は次回の四半期決算報告で、契約転換率やセグメントマージンのトレンドに関する最新情報に注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。