IPO詐欺疑惑で訴訟、Gemini株が80%暴落
Geminiの株価は公開後80%以上暴落し、2026年3月18日、暗号資産取引所と共同創設者のタイラー・ウィンクルボス氏、キャメロン・ウィンクルボス氏に対し集団訴訟が提起されました。原告マーク・メスビン氏がマンハッタン連邦裁判所に提起した訴訟では、同社が2025年9月に行ったIPO目論見書が実質的に誤解を招くものであったと主張しています。IPO価格は1株あたり28ドルで、一時的に40ドルに達しましたが、現在Geminiの株価はナスダックで約6ドルで取引されており、株主価値が大幅に失われました。
グローバル成長からニッチ市場への戦略転換が訴訟で詳細に
訴訟は、Geminiが一般投資家に対して古典的な「ベイト・アンド・スイッチ」(おとり商法)を実行したと主張しています。同社は、主要取引所の積極的なグローバル展開とユーザー増加戦略に基づいて資本を調達しました。しかし、IPOからわずか数ヶ月後の2026年2月、経営陣は「Gemini 2.0」を発表しました。この新しい戦略は、投機的な予測市場への転換、従業員の25%削減、そして以前成長機会として強調されていた欧州連合、英国、オーストラリアからの全面撤退を伴いました。原告らは、この突然の変化は市場状況への反応ではなく、計画的なものであり、IPOの開示情報が当初から虚偽であったと主張しています。この法的異議申し立ては、証券法違反に焦点を当てており、同社のEarnプログラムに関連する以前の規制上の和解とは別の問題です。