金先物はここ数週間、1オンス4,400ドルの水準で繰り返しサポートを見出している。3月には4,200ドル近辺で強気のピンバーが形成され、先週も同様のパターンが現れ、いずれも4,400ドルの水準を尊重した。ストーンXのアナリスト、マット・シンプソン氏は、サポートが維持されれば1オンス4,800ドルに向けた上昇の可能性があると見ている。
金先物はここ数週間、1オンス4,400ドルの水準で繰り返しサポートを見出している。3月には4,200ドル近辺で強気のピンバーが形成され、先週も同様のパターンが現れ、いずれも4,400ドルの水準を尊重した。ストーンXのアナリスト、マット・シンプソン氏は、サポートが維持されれば1オンス4,800ドルに向けた上昇の可能性があると見ている。

ストーンXのデータによると、金先物はここ数週間、1オンス4,400ドル前後で繰り返しサポートを見出し、モメンタム指標も上昇に転じつつある。
ストーンXのシニア市場アナリスト、マット・シンプソン氏は、3月に1オンス4,200ドル近辺で長い下ヒゲを持つ強気のピンバーが顕著なスイング安値を形成し、その後4,400ドルの水準を超えて戻したと述べた。同氏はまた、先週も別の強気のピンバーが形成され、その安値は再び1オンス4,400ドル前後のサポートを尊重したと指摘。3ヶ月の間に同じサポートゾーンで2つの強気ピンバーが形成されたことは、その水準がテクニカルな底値であるという根拠を強化する。強気のピンバーとは、長い下ヒゲと、その日のレンジの上限付近にある小さな実体を特徴とするローソク足パターンであり、売り手が価格を押し下げた後に買い手が介入して価格を押し戻したことを示している。
現物の金は0102GMT時点で1オンス4,487.39ドルでほぼ横ばいとなり、金先物も同様の水準で取引されている。シンプソン氏は、4,400ドルの水準が繰り返し防御されたことは、金先物のテクニカル背景がここ数週間で改善した可能性を示唆していると述べた。価格は3月の安値以降、複数回にわたって4,400ドルでサポートを見出しており、その度にこの水準がテクニカルな下限としての重要性が強化されている。3月のピンバーは、4,200ドル近辺まで下落した後、しっかりと4,400ドルを超えて戻した一方、先週のピンバーは安値が4,400ドルを完全に上回っており、買い手がより高い水準でより積極的になっていることを示唆している。モメンタム指標は現在上昇に転じ始めており、強気の見通しに拍車をかけている。
シンプソン氏は、4,400ドルのサポート水準が維持されれば、金の強気派は1オンス4,800ドルに向けた上昇を目標にできると付け加えた。4,400ドルを下回れば強気のセットアップは無効となり、焦点は再び1オンス4,200ドル近辺の3月の安値に移る。4,800ドルのターゲットは、現在の水準から約7%の上値余地を示す一方、4,400ドルを下回れば約2%の下落を示唆する。金にとって次の大きな試練は、今後の米経済指標の発表を通じて価格が4,400ドルを維持できるかどうかであり、これはドルの方向性や金利予想に影響を与える可能性がある。4,500ドルを超える持続的な上昇は、4,800ドルへの上昇局面が始まった最初のシグナルとなるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。