主なポイント:
- フォーブスのリアルタイム長者番付によると、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの純資産は、それぞれ3040億ドルと2807億ドルの過去最高に達しました。
- 資産の急増は、Googleが好調な第1四半期決算と増配を発表した後、同社の株価が過去最高値を記録したことによるものです。
- この資産増は、カリフォルニア州で提案されている富裕税を背景としており、ブリン氏を含む一部の高額納税者が財務構造の再編に動いていると報じられています。
主なポイント:

4月30日、親会社アルファベット(GOOGL)の株価が過去最高値を更新したことを受け、Google共同創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの個人資産は合計5847億ドルに急増しました。
この株価上昇は、ウォール街の予想を上回る好調な第1四半期決算発表を受けてのものです。アルファベットの売上高は前年同期比22%増の1099億ドルとなり、市場予想の1070.2億ドルを上回りました。1株当たり利益(EPS)は5.11ドルで、アナリスト予想の2.73ドルを大幅に上回りました。この好調な業績は、Google CloudおよびAIを活用した検索セグメントの成長によるものです。
好決算を受け、アルファベットは四半期配当を5%引き上げて1株当たり0.22ドルとし、通年の資本的支出の見通しを1800億ドルから2900億ドルの範囲に上方修正しました。同社は、支出の増加は主にAIインフラの構築を目的としたものであると述べており、テックセクターで激化するAI軍備競争への関与をさらに深める姿勢を示しました。
しかし、カリフォルニア州のテック界の億万長者たちの資産急増は、政治的な注目を集めています。同州は、純資産が10億ドルを超える個人に対し、一度限りの富裕税の導入を検討しています。これにより、ブリン氏を含む一部の著名なテック界の人物が、財務状況を再編するための措置を講じていると報じられています。ブリン氏は、この法案に反対するために5700万ドルを投じたとされており、潜在的な納税義務を軽減するために主たる居住地をネバダ州に移したとも伝えられています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。