香港上場の中国半導体株は13日午後の取引で急騰し、世界的なAIセクターのリバウンドを背景に、投資家が売り込まれていた半導体銘柄に回帰した。
香港上場の中国半導体株は13日午後の取引で急騰し、世界的なAIセクターのリバウンドを背景に、投資家が売り込まれていた半導体銘柄に回帰した。
香港上場の中国半導体株は13日午後の取引で急騰し、世界的なAIセクターのリバウンドを背景に、投資家が売り込まれていた半導体銘柄に回帰した。
ハンセン指数は1.9%高の2万2845で終了し、半導体株が上昇を主導。華虹半導体(1347.HK)は8%高、中芯国際(0981.HK)は5%高となった。中国本土上場の半導体メーカー、ギガデバイス・セミコンダクターは上海市場で14%急騰した。
「AIトレードは決して終わっていない。先週見られたのは、異常な上昇相場の後に必要な調整だった」とKB証券のアナリスト、ウンタク・リー氏は指摘。「現在の環境はバブルを示唆していない」と述べた。
香港市場の上昇は、アジアのテック市場全体の回復を反映した。日本の日経平均は0.3%高、韓国のKOSPIは0.2%高、オーストラリアのS&P/ASX200は0.7%高。中国本土のCSI300は0.4%高、上海総合指数は0.5%高となった。これらの動きは、ナスダック100が先週火曜日に3%超下落した後、部分的な回復を見せた不安定な週に続くものだ。
半導体セクターのリバウンドは、高すぎるバリュエーションが持続可能かどうか疑問が残る中でも、AI関連チップに対する投資家の意欲が継続していることを示している。香港上場の百度(9888.HK)は7%超急騰。同社のAIチップ子会社である昆仑芯(Kunlunxin)が、香港での新規株式公開(IPO)を目指し、約500億ドルの評価額を目標としているとの報道を受け、国内のAI半導体資産に対する投資家のプレミアム評価が依然として高いことが示された。
香港の半導体株の上昇は、先週の売り浴びせで世界の半導体企業の時価総額が数千億ドル消失した後、テック銘柄への資金シフトが再び進む中で起きた。半導体ETF「iShares PHLX Semiconductor Sector Index Fund(SOXX)」は週央に急落したものの、売りが行き過ぎと判断した投資家により値を戻した。
中国が国内の半導体サプライチェーン強化を推進していることも、本土上場の半導体メーカーへの追加的な支援材料となっている。最近、北京がデュアルユース品目を巡る輸出規制品目に日本の企業20社を追加したことで、中国企業が国産代替品の開発を進める必要性が強まったとトレーダーは指摘した。
百度の昆仑芯IPOが半導体楽観論を加速
百度の7%高は半導体セクターの上昇に拍車をかけた。同社のAIチップ子会社である昆仑芯は今年初め、香港上場に向けた機密書類を提出。日曜の報道によると、約500億ドルの評価額を目標としている。関係筋によると、出資を検討する投資家には、計画しているIPOでの投資額の3~7倍に相当する半導体を購入するよう求められた。これは、中国のAIチップ能力に対する旺盛な需要を示している。The Informationが報じた。
昆仑芯のチップは、TikTokを所有するバイトダンスからも関心を集めているとロイター通信が報じた。同子会社は主に親会社の百度にチップを供給しているが、過去2年間で外部販売を拡大している。
他の資産クラスの動向
ハンセン指数の1.9%上昇は、アジアの主要市場をアウトパフォームした。上海市場のCSI300の0.4%高はより小幅にとどまり、香港の売買代金は20日平均を上回り、機関投資家が半導体銘柄に資金をシフトさせた。オフショア人民元は1ドル=7.23元で取引され、ほぼ横ばい。トレーダーは今週後半に発表される米国の雇用統計を待っている。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。