主なポイント:
- 収益3億1570万ドルはコンセンサス3億1110万ドルを1.5%上回る
- 1株当たり利益0.94ドルは予想0.90ドルを4.6%超過
- 第3四半期の業績は通信およびフィンテック部門の成長を反映
主なポイント:

IDTが発表した第3四半期の収益は3億1570万ドルで、コンセンサス予想を460万ドル上回り、1株当たり利益は0.94ドルと予想の0.90ドルを上回った。
6月3日付の決算発表によると、業績は同社の通信部門とフィンテック部門が牽引した。IDTのトップラインはアナリスト予想の3億1110万ドルを上回り、EPSはブルームバーグがまとめたコンセンサス0.8989ドルを4.6%上回った。
国際長距離電話、モバイルチャージ、卸売音声終端サービスを提供するIDTの通信事業は、引き続き主要な収益源となっている。Boss RevolutionおよびIDTグローバルペイメントのブランドで展開するフィンテック部門は、ラテンアメリカ、アフリカ、欧州の一部など複数の市場でデジタル決済および送金サービスを提供している。
同社は前年同期比の比較や、今四半期の業績見通しについては開示していない。IDTは、クロスボーダー決済市場でのシェア拡大を狙い、フィンテックプラットフォームへの投資を進めている。この分野では、従来型の送金事業者であるウェスタンユニオンやマネーグラムに加え、WiseやRemitlyといったデジタルネイティブの新興企業との競争が激化している。
IDTはまた、周波数免許を保有するStraight Path Communicationsの過半数株式を保有しており、子会社を通じて不動産資産ポートフォリオも有している。同社の多角化された構造は、中核となる通信事業以外にも複数の収益源を提供している。
第3四半期の予想上振れは、IDTの中核事業における継続的な実行力を示唆している。投資家は、今後の決算説明会における経営陣の先行きに関する見通し、特にフィンテック部門のマージン動向や、自社株買いプログラムを含む資本配分戦略に関する最新情報に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。