ヘッジ損失2億1900万ドルが収益を圧迫
IREN Limitedは、2025年12月31日を期末とする第2会計四半期に1億5540万ドルの大幅な純損失を報告しました。これは、前四半期の3億8460万ドルの純利益とは対照的です。1株当たり44セントの損失は、アナリストのコンセンサス予想である9セントの損失を大幅に上回りました。四半期の総収益は前四半期比23.1%減の1億8470万ドルとなり、アナリストの予想2億2400万ドルを下回りました。同社の財務状況は、金融商品における2億1900万ドルの未実現損失や、ASICからGPUへの移行に伴うマイニングハードウェアの3180万ドルの減損費用など、非現金費用によって大きく影響を受けました。
ビットコインの低迷により株価が24.5%急落
ビットコイン価格が6万4000ドルを下回る中で発表された財務結果に対し、市場は厳しく反応しました。IRENの株価は11.5%下落して引け、時間外取引でさらに13%下落し、合計24.5%の下落となりました。内部業績の低迷と困難な暗号通貨市場という二重のプレッシャーが、同社とその競合他社にとって完璧な嵐を作り出しました。同様の移行を進めている別の企業であるCleanSparkも株価が急落し、AIインフラへの多角化から生じる業界全体の財政的負担が浮き彫りになりました。
AIクラウドサービスが戦略的転換で137%成長
大きな損失にもかかわらず、IRENの人工知能への戦略的転換は勢いを増しています。AIクラウドサービス部門からの収益は、前四半期比137%増の1730万ドルに達し、従来のビットコインマイニング収益1億6740万ドルの28.2%減とは対照的です。同社は、14万GPUの拡張とオクラホマ州に新しい1.6GWデータセンターの計画を立てるなど、この新しい方向に積極的に投資しています。32億6000万ドルの現金と年初来の92億ドルの資金調達に支えられ、IRENは2026年末までにAIプラットフォームを拡張し、年間34億ドルの経常収益を予測しています。