主なポイント:
- Legend Biotechが2億2500万ドルの米国預託株式(ADS)公募を発表
- 希薄化懸念から時間外取引で株価4.7%下落
- 引受会社には30日間の追加購入オプション(発行株数の最大15%)が付与される
主なポイント:

Legend Biotech Corp.の株価は、同社が2億2500万ドルの米国預託株式(ADS)公募を発表したことを受け、時間外取引で4.7%下落した。
「本募集は市場環境に左右され、募集が完了するかどうか、またいつ完了するかについて確約はできません」と同社は声明で述べた。
各ADSは同社の普通株式2株を表す。Legend Biotechは引受会社に対し、公募価格で販売された株式数の最大15%に相当する追加株式を30日間購入できるオプションを付与した。引受割引と手数料は差し引かれる。モルガン・スタンレー、ジェフリーズ、シティグループ、ドイツ銀行証券が本募集の共同ブックランニングマネージャーを務める。
今回の資金調達は、Legend Biotechの株価が過去6カ月で56%上昇し、時価総額が62億3000万ドルに達した中で行われる。本公募は既存株主にとって希薄化要因となるが、細胞療法事業の運営およびパイプライン開発のための資金を提供する。
従業員数3,000人超を誇るLegend Biotechは、独立系細胞療法企業として最大手である。同社はジョンソン・エンド・ジョンソンと協力し、再発性または難治性多発性骨髄腫を対象とした1回限りのCAR-T細胞療法「CARVYKTI」を開発している。
ADSは、米国証券取引委員会(SEC)に事前に提出された有効な棚卸登録届出書に基づき募集される。条件を詳細に記載した preliminary prospectus supplement(仮目論見書補完書類)がSECに提出される予定である。
本募集により、Legend Biotechは細胞療法パイプラインへの資金提供およびCARVYKTIの商業展開拡大のための資本を得ることができる。市場関係者は、募集価格設定とその後の取引量を注視し、機関投資家の需要を測ることになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。