主なポイント:
- 猫眼娯楽株は1.8%上昇。シティが周星馳監督の映画公開をポジティブな触媒と指摘
- シティは猫眼娯楽が7月11日初公開の「Kung Fu Soccer」の主要配給会社かつプロデューサーの一角と指摘
- 公開初週末の興行成績が、猫眼娯楽の配給収入の重要な試金石に
主なポイント:

猫眼娯楽(01896.HK)の株価は1.8%上昇した。シティが、同社が周星馳(チャウ・シンチー)監督の新作映画「Kung Fu Soccer」の配給で恩恵を受けると指摘したことが背景にある。
シティは7月6日付のリサーチレポートで、同映画の7月11日初公開は猫眼娯楽にとってポジティブな材料だと指摘。同社が本作の主要配給会社かつプロデューサーの一角であることから、配給収入と製作収益の両方を享受できる立場にあると分析した。
「Kung Fu Soccer」は、2019年の「喜劇の王 新・解」以来、約7年ぶりとなるチャウ・シンチー監督作品。2001年の大ヒット作「少林サッカー」の精神的続編に位置づけられ、女性だけで構成されたフットボールチームが武術を試合に取り入れるストーリー。キャストには張小斐(チャン・シャオフェイ)、レイ・チャン(張芸興)、ディラバ・ディルムラト(迪麗熱巴)、カリーナ・ラウ(劉嘉玲)、そして日本人俳優の佐藤健が名を連ねる。
同映画は7月11日に中国本土で公開。エンコア・フィルムズが中国本土以外の配給を担当し、猫眼娯楽が国内配給を統括する。公開時期はワールドカップ開催期間中であり、サッカーをテーマにしたコメディ作品への観客の関心を高める可能性がある。
猫眼娯楽株の7日終値は5.12香港ドル。同社の時価総額は約58億香港ドルとなっている。取引所データによると、空売り出来高は合計1180万香港ドルで、回転率の10.5%を占めた。
公開初週末の興行成績は、猫眼娯楽の配給部門にとって重要な試金石となる。同社の収益は配給作品の興行実績と密接に連動しており、「Kung Fu Soccer」の好調なスタートは短期的な収益の触媒となり得る。投資家は7月11日以降の前売り券販売状況や初日の興行収入に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。