主なポイント:
- 美団CFOは、同社の価値が著しく過小評価されていると述べた
- 自社株買いが計画されており、王興CEOが株主総会で発表した
- 同社は一部の外部投資からも撤退する可能性がある
主なポイント:

美団(Meituan)のCFOである陳少暉氏は、同社の価値が著しく過小評価されていると述べ、自社株買い計画を発表した。これを受け、同社株は64.45香港ドルで取引されている。
第一財経(China Business Network)によると、美団の最高経営責任者(CEO)である王興氏は株主総会で、「過去数年にわたる当社の株価パフォーマンスは芳しくなく、これに対して強い責任感を感じている」と述べた。
株価は64.45香港ドルで推移し、2.5%下落。5718万株が取引され、その出来高は37億8000万香港ドルに上った。空売り活動は6月26日時点で取引高の25.2%を占めている。
今回の自社株買いは、現在の株価水準における美団の本源的価値に対する経営陣の確信を示すものだ。王氏は、同社は適切な状況のもとで一部の外部投資から撤退することも検討すると述べ、それらの保有株式は上場後に有利なリターンを生み出す可能性があると説明した。
陳氏は業界全体に対し、より合理的な発展を追求するよう呼びかけ、中国のフードデリバリーおよび生活サービス市場における競争環境に対する幅広い懸念を反映させた。同社は自社株買い計画の規模や時期については開示していない。
今回の自社株買い計画は、美団が字節跳動(ByteDance)傘下の抖音(Douyin)との生活サービス分野での競争激化や、中国における個人消費の低迷に直面する中で打ち出された。同社の株価は2021年のピークである1株あたり460香港ドル超から85%以上下落している。
自社株買い計画は美団の株価に下限をもたらす可能性があり、長期的な見通しに対する経営陣の自信を示すものだ。投資家は、買い戻し規模や実行スケジュールの詳細、さらには追加的な価値を引き出す可能性のある外部投資からの撤退の進捗状況に注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。