- 第1四半期のEPSは0.23ドルとなり、市場予想の0.15ドルを上回りました。
- 燃料コストの上昇と地政学的不確実性を理由に、通期の利益見通しを下方修正しました。
- 好調な四半期決算よりも見通しの引き下げが嫌気され、株価は下落しました。
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ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングス(NCLH)は、第1四半期の1株当たり利益(EPS)が0.23ドルであったと発表しました。これはザックス(Zacks)の市場予想である0.15ドルを大幅に上回り、前年同期の0.07ドルから改善しています。
しかし、同社は通期の利益見通しを引き下げました。同社は声明で、「今回の修正は、需要の継続的な軟調さと、中東情勢の緊迫化に伴う燃料コストの上昇を反映したものです」と述べています。
見通しの引き下げが好調な四半期決算の影を落とし、マイアミに拠点を置く同社の株価は下落しました。この見通し下方修正は、消費者の体験型支出への意欲は根強いものの、旅行業界が持続的な逆風に直面していることを示唆しています。競合するロイヤル・カリビアン・クルーズやカーニバル・コーポレーションの株価も連れ安となりました。
修正された予測は、運営コストの上昇と地政学的不安定さがクルーズ業界の収益性における重大な懸念事項であることを示しています。投資家は、燃料コストの安定化や予約動向の回復の兆しを確認するため、同社の第2四半期決算を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。