重要なポイント:
- リップルは、XRPレジャーで2億ドルのRLUSDステーブルコインを新たに鋳造する一方で、イーサリアム上で1億ドル分をバーン(焼却)し、実質1億ドルの移行を行いました。
- この動きにより、XRPレジャー上のRLUSD供給量は約6億6,000万ドルに達し、前四半期で100%の増加を記録しました。
- このリバランスは、新しいDeFiや決済プロダクトの発表を前に、ネイティブチェーンの流動性を高めるための戦略的な取り組みである可能性があります。
重要なポイント:

リップルは5月22日、米ドルにペッグされたステーブルコインの大規模なリバランスを実施しました。ネイティブのXRPレジャー上で2億ドルのRLUSDを鋳造する一方、イーサリアムネットワーク上で1億ドル分をバーンし、結果として1億ドルの純供給移行が行われました。
Token Terminalのデータによると、この戦略的な動きは、同ステーブルコインのオンチェーン総時価総額が17億ドルの過去最高を記録したタイミングで行われました。同データプロバイダーはまた、XRPレジャー上のRLUSD供給量が過去四半期で約100%急増し、約6億6,000万ドルに達したと指摘しています。
今回の鋳造にもかかわらず、RLUSDの循環供給量の大部分(約80〜82%)は、依然としてイーサリアムブロックチェーン上に存在しています。リップルは以前、集中リスクを軽減するためにWormholeをブリッジソリューションとして使用し、OptimismやBaseを含む複数のイーサリアム・レイヤー2ネットワークへRLUSDのプレゼンスを拡大する計画を発表しています。
このリバランスは、ネイティブのXRPレジャーにおけるRLUSDの流動性と有用性を強化するためのリップルの戦略的な取り組みであると見られます。この動きは、XRPL DeFiエコシステムの強化や、同社の中核であるクロスボーダー決済プロダクトをサポートするための前兆となる可能性があります。機関投資家の関心も高まっており、デジタル資産カストディプロバイダーのCopperは最近、ステーブルコイン報酬プログラムにRLUSDを追加し、機関投資家クライアントが保有資産から利回りを得られるようにしました。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではありません。