- 株式の1日平均取引数(DAT)は前年比23%増の400万件に達しました。
- プラットフォームの総資産は前年比49%増の3,454億ドルに急増しました。
- ドイツ銀行はこのニュースを受け、投資判断「買い」と目標株価86ドルを再確認しました。

ロビンフッド・マーケッツ(HOOD)は、株式取引とプラットフォーム資産の前年比急増を示す2026年4月の運営データを発表し、アナリストによる好意的な評価を受けて株価が5.2%上昇しました。
ドイツ銀行は、株式とオプションの出来高の好調さが仮想通貨活動の低迷を補っていると指摘し、同社の投資判断「買い」と目標株価86ドルを改めて提示しました。
同社が発表した株式の1日平均取引数(DAT)は400万件で、2025年4月から23%増加しました。一方、オプションのDATは7%増の130万件となりました。プラットフォームの総資産は、当月の60億ドルの純預金に支えられ、前年比49%増の3,454億ドルに達しました。しかし、仮想通貨のDATは前年同月比20%減の60万件にとどまりました。
株価の上昇は、投資家が仮想通貨の弱さよりも、強力な純預金の伸びと主要なブローカレッジ指標に注目していることを反映しています。2026年に入り株価は30%以上下落していますが、好調な運営データは、ボラティリティの高いデジタル資産市場以外での同社の成長ストーリーにファンダメンタルズ面からの裏付けを与えています。
ロビンフッドの報告書は、仮想通貨セグメント以外での広範な勢いを詳述しています。預金のある顧客数は前年比7%増の2,760万人に達しました。プラットフォーム資産の増加は、当月の証券貸付収益を28%増の3,200万ドルに押し上げる要因となりました。
ザックス・インベストメント・リサーチによると、業界全体が4.5%上昇したのに対し、同社の株価は過去6ヶ月で30.4%下落しており、今回の好材料は厳しい局面の中で発表されました。同社は現在、仮想通貨市場のパフォーマンスと高いコンプライアンスコストへの懸念を理由に、同銘柄に「強い売り」評価を下しています。
ブローカレッジ業界の他社も4月の指標を発表しています。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)は、総顧客DARTが2025年4月から11%増加し、トレードウェブ(TW)は総取引高が62.2兆ドルに達したと報告しました。
4月の好調な指標は、収益源の多様化と資産基盤の拡大に向けたロビンフッドの取り組みが投資家の支持を得ていることを示唆しています。同社の次の材料は、マージンパフォーマンスや顧客の成長トレンドに関するさらなる詳細が明らかになる第2四半期決算報告となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。