主なポイント:
- サムスン電子が90兆ウォンの自社株買いを計画
- 香港上場の半導体株が急騰、XL2CSOPSMSNは11.23%高
- SKハイニックス、ADR発行による米国上場を準備中との報道
主なポイント:

サムスン電子は約90兆ウォン相当の自社株買いを計画しており、アジア市場で半導体株が急騰している。
「今回の自社株買いは、サムスンのキャッシュフローと資本配分に対する強い自信を示している」と、事情に詳しい人物が聯合ニュースに語った。
香港上場の半導体株は急伸した。XL2CSOPSMSN(07747.HK)は11.23%高、XL2CSOPHYNIX(07709.HK)は7.89%高。SMIC(00981.HK)は3.53%高の80.6香港ドル、華虹半導体(01347.HK)は4.45%高の173.7香港ドルとなった。モンテージ・テクノロジー(06809.HK)とGIGADEVICE(03986.HK)はいずれも3%超の上昇を記録した。
サムスンの時価総額の約4.5%に相当する今回の自社株買いは、メモリーチップ大手がSKハイニックスとの競争激化に直面する中で発表された。SKハイニックスは最近、サムスンを抜き韓国で最も価値のある企業となっている。また、SKハイニックスはADR(米国預託証券)に関連する新株発行を韓国金融監督院に提出する準備を進めており、米国上場は7月に完了する見通しだと報じられている。
この動きは、メモリーチップに対する強気見通しと軌を一にする。モルガン・スタンレーは、メモリーの供給制約があと少なくとも2~3年続くとの見方を理由に、マイクロン・テクノロジーの目標株価を1,050ドル、サンディスクを1,750ドルに引き上げた。ゴールドマン・サックスは韓国の2026年実質GDP成長率予想を2.7%に上方修正し、より強固で持続可能なAI追い風に乗っていると指摘した。
90兆ウォンの自社株買いは、SKハイニックスからの競争圧力にもかかわらず、サムスン経営陣が持続的なキャッシュ創出を見込んでいることを示唆している。投資家は、自社株買いのタイムラインの詳細や、SKハイニックスの米国上場が計画通り7月に進むかどうかに注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。