主な要点:
- Tether社のUSATステーブルコイン(Anchorage Digital発行)が、Celoブロックチェーン上で稼働開始しました。
- これはUSATにとって、メインネット以外のイーサリアム・レイヤー2ネットワークへの初の展開となります。
- Google Cloudが統合のためのインフラ支援を提供しており、Celo上のスケーラビリティと流動性の向上を目指しています。
主な要点:

Tether社は3月31日、ステーブルコインUSATをCeloブロックチェーンへ拡大することを発表しました。これは、同デジタル資産にとって初となるイーサリアム・レイヤー2スケーリングネットワークへの展開です。
「USATをCeloのような主要なレイヤー2に移行することで、セキュリティを損なうことなく、より高速で安価な取引をユーザーに提供できるようになります」とTether社の広報担当者は述べています。「これは、日常の決済やDeFi(分散型金融)アプリケーションにおいて、ステーブルコインをより身近なものにするための重要な一歩です。」
USATステーブルコインは、連邦公認の暗号資産銀行であるAnchorage Digitalによって発行され、規制に準拠した米ドル裏付けのデジタル資産として設計されています。2023年にイーサリアムL2に移行したCeloとの統合には、Google Cloudがインフラ支援を提供します。この提携により、新ネットワーク上でのステーブルコインの高い信頼性とパフォーマンスの確保を目指します。今回の拡大前のUSATの総循環供給量は公開されていません。
この展開により、Celoエコシステム内の流動性が大幅に向上し、分散型アプリケーション(dApp)を構築する開発者にとってネットワークの魅力が高まることが期待されます。今回の動きは、イーサリアムの高額な取引手数料とスケーラビリティの制限に対処するために、主要なステーブルコインがレイヤー2ソリューションを活用するという広範なトレンドを象徴しており、市場全体でのL2採用を加速させ、CeloのネイティブトークンであるCELOにとって強気の材料となる可能性があります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。