新規受注が103%急増し59.6億人民元に
VeriSiliconは2025会計年度において事業の勢いが著しく加速し、新規受注が103.41%と爆発的に増加して59.6億人民元に達したと報告しました。この急増により、同社の年末時点での受注残高は50.75億人民元となり、第3四半期から54.45%増加しました。この堅調な受注残高の伸びは、年間売上が35.77%増加して31.52億人民元に達したことによって支えられました。同社はまた、純損失を前年の6.01億人民元から12.1%削減して5.28億人民元とし、収益性を改善しました。
AI売上シェアが64%に上昇、国内需要が拡大
VeriSiliconの成長の主な原動力は、人工知能市場への深い浸透です。AI関連活動からの売上は、2024年の55.79%から同社の総売上の64.43%に上昇しました。特にデータ処理セグメントでは需要が強く、クラウドベースのAI ASICおよびIPからの受注が新規事業の50%以上を占めました。この業績は、VeriSiliconが中国国内のAIハードウェアに対する高まる需要をうまく捉えていることを示しており、これは先進半導体に対する国際貿易制限によって加速された傾向です。同社のNPU IPは、すでに世界中で出荷された約2億個のAIチップに統合されています。
売上高36%増にもかかわらず、利益率圧力は持続
好調な売上高成長にもかかわらず、VeriSiliconは収益性に関して課題に直面しています。同社の粗利益率は2025年に5.68パーセントポイント低下し、34.19%になりました。この利益率への圧力は、同社がイノベーションへの高強度の投資を継続しているにもかかわらず発生しました。年間の研究開発費は合計13.49億人民元に達し、総売上高の42.78%を占めました。7nm以下の設計がチップ設計収入の69.42%を占める先進プロセスノードへのこの投資は、同社の技術的リーダーシップを確固たるものにしますが、短期的な収益性にも負担をかけます。投資家は、大量の新規受注が来年の利益率改善につながるかどうかを注視するでしょう。