シャオミ、500万株の自社株買いに1億6200万香港ドルを投入
シャオミ・グループ(01810.HK)は2026年3月30日、公開市場から約1億6200万香港ドルを投じて500万株の自社株買いを実施しました。取引は香港証券取引所で、1株あたり32.22香港ドルから32.38香港ドルの狭い価格帯で行われました。この行動は、同社の株価を支えるための直接的な資本注入であり、経営陣が株価が過小評価されていると信じていることの表れです。
今回の購入は、より大規模な資本還元戦略の一環です。2025年6月5日に可決された通常決議による承認を受けて以来、シャオミは体系的に2億8600万株を買い戻してきました。これらの累積的な自社株買いは、現在、同社の総発行済み株式資本の1.1%を占めており、発行済み株式数を効果的に減少させ、残りの投資家に対する1株当たり利益(EPS)を増加させています。
自社株買いは中国テックセクター全体の信頼のシグナル
シャオミの動きは孤立した出来事ではなく、中国のテクノロジー企業および金融企業の間で広がる傾向を反映しています。同日、Roma Green Financeは新たに1億米ドルの自社株買いプログラムを発表しました。同様に、BOSS直聘は2026年の自社株買いがすでに5億4000万人民元を超えたことを明らかにしました。このパターンは、セクター全体の経営陣が財務健全性と株主還元へのコミットメントを示すための集団的な努力を示唆しています。
自社株を買い戻すことで、これらの企業は市場に強いメッセージを送っています。企業の現金を自社株買いに使うことは、経営陣が自社株の現在の市場価格がその本質的価値や将来の成長見通しを反映していないと考えているという古典的なシグナルです。投資家にとって、これらの行動は一定の株価支援を提供し、企業の長期戦略に対する信頼を強化することができます。