シャオミ、AI人材と研究開発に160億元を投入
シャオミの創業者兼CEOである雷軍氏は、今年、AIの研究開発と設備投資に160億元(22億ドル)を投じると発表しました。この投資は、トップクラスのAI専門家を惹きつけることを目的とした特別人材採用プロジェクトの正式な開始と同時に行われます。この動きは、シャオミが2025年の総研究開発費が330億元を超えたことに基づき、AI駆動型組織への戦略的転換を強調するものです。同社は今後3年間でAIに600億元以上を投資し、スマートフォンから電気自動車まで、製品エコシステム全体にインテリジェンスを統合する計画です。
EV成長率は223.8%急増、スマートフォン収益は2.8%減少
シャオミの新規事業への注力は必要不可欠のようです。同社の財務結果は、2つの異なる側面を持つ企業であることを示しています。2025年通期で、シャオミは売上が25%増加して4573億元に達し、調整後純利益が43.8%増加して392億元になったと報告しました。この成長は、41万1000台の車両を納入した後、売上が223.8%急増して1060億元に達したEVおよび新規事業部門によって圧倒的に牽引されました。対照的に、中核のスマートフォン事業は苦戦し、2025年の売上は2.8%減少して1864億元となりました。2025年第4四半期には、調整後純利益が23.7%減少し、2022年以来初の四半期利益減少を記録し、圧力はさらに強まりました。
110億香港ドルの自社株買いにもかかわらず株価は半減
矛盾する業績指標と高騰するコストにより、投資家の信頼は試されてきました。2025年9月下旬のピーク以来、シャオミの株価はほぼ半減し、8000億香港ドル以上の時価総額が失われました。この下落は、同社が2025年に63億香港ドル、2026年の最初の3か月間にさらに47億香港ドルを投じて積極的な自社株買いを行ったにもかかわらず発生しました。市場の懸念は、特にスマートフォンの利益率を圧迫しているメモリーチップ価格の高騰という大きな逆風によって煽られています。すでにOPPOやVivoなどの競合他社に値上げを強いているこのコスト圧力は、シャオミの従来のハードウェア事業をさらに弱体化させる恐れがあり、AIとEVへの転換に緊急性を加えています。