主なポイント
- XRP現物上場投資信託(ETF)は、5月1日に終了した週に約35,210ドルの純流出を記録しました。
- この流出は、約8,300万ドルの新規資金を呼び込んだ3週間のトレンドを逆転させるものです。
- センチメントの変化は、BinanceにおけるXRP流動性指数が2020年以来の最低水準に低下した時期と重なっています。
主なポイント

主要取引所での流動性環境が悪化する中、XRPへの機関投資家の需要に減退の兆しが見られ、XRP現物上場投資信託(ETF)は1ヶ月ぶりに週間の純流出を記録しました。
SoSoValueのデータによると、5月1日に終了した週に、これらのファンドは約35,210ドルの純流出を記録しました。これは、合計8,288万ドルを呼び込んだ3週連続のプラス需要からの反転を意味します。この変化は機関投資家の関心の冷え込みを示唆しており、同時期に1.53億ドル以上の資金を現物ETFに集めたビットコインとは対照的です。
世界最大の暗号資産取引所における流動性も悪化しており、流出劇はXRPにとって複雑な状況を浮き彫りにしています。Arab Chainのアナリストは最近、BinanceにおけるXRPの30日間の流動性指数が2020年以来の水準である0.038に低下したと指摘し、「市場の厚みの明らかな弱さ」を強調しました。
最近の反転にもかかわらず、XRP ETFの設定来の累計純流入額は12.9億ドルに達しています。直近で最も需要が強かったのは4月17日の週で、その週だけで5,539万ドルの純流入を記録しました。しかし、資金流出への転換と市場の厚みの減少が相まって、緩やかな資本移動であっても急激な価格変動を引き起こしかねない脆弱な環境が生まれています。機関投資家の需要が減退し続ければ、現在の状況はXRPをさらなる下落リスクにさらすことになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。