要点:
- 最大13億デンマーク・クローネ(2億ドル)の自社株買いプログラムを開始。
- 23億ドルの強固なキャッシュポジションと、予定されている7億ドルのマイルストーン支払いを背景とした決定。
- プログラム期間は2026年5月7日から2026年10月31日まで。
要点:

ジーランド・ファーマ(Zealand Pharma A/S)は、最大13億デンマーク・クローネ(2億ドル)の自社株買いを実施することを決定しました。この動きは、強固なバランスシートと、パートナーであるロシュからの多額の支払見込みによって支えられています。
「ジーランド・ファーマの強力なバランスシートにより、主要な戦略的優先事項を実行しつつ、株主への資本還元のための十分な余地を確保することができます」と、執行副社長兼最高財務責任者(CFO)のアンリエット・ウェニッケ氏は述べています。
2026年5月7日から10月31日まで実施されるこのプログラムでは、最大7,152,557株を買い戻す予定です。同社は3月31日時点の手元資金が23億ドルであると報告しており、2026年中にロシュから7億ドルのマイルストーン支払いを見込んでいます。
2026年3月の年次総会での買い戻し承認により、同社の発行済株式資本の最大10%までの買い戻しが可能となっています。プログラムの運営はダンスケ銀行が担当します。
財務体質は、2026年後半に予定されているペトレリンタイド(petrelintide)の第3相試験開始時にロシュから支払われる5億7,500万ドルに加え、第2四半期の1億2,500万ドルのアニバーサリー支払いによってさらに強化されます。
ジーランド・ファーマは、本プログラムの目的について、株式報酬制度に基づく義務の履行、および消却による資本減少の可能性を挙げています。
この株主還元プログラムは、代謝性疾患パイプラインと将来のキャッシュフロー、特にロシュとの提携に対する経営陣の自信を示唆しています。投資家は、2026年後半のペトレリンタイド第3相試験の開始を、次の大きな材料として注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。