主なポイント:
- ジェフリーズが小米を「ホールド」から「アンダーパフォーム」に格下げ
- 目標株価を25.49香港ドルに引き下げ、14%の downside を示唆
- 2026年第1四半期のEBITが前年比70%減少、予想を下回る
主なポイント:

ジェフリーズは小米(シャオミ)の投資判断を「ホールド」から「アンダーパフォーム」に格下げし、目標株価を5.5%引き下げて25.49香港ドルとした。2026年第1四半期の弱い業績と、スマートフォンおよび電気自動車(EV)事業における圧力の高まりを背景としている。
ジェフリーズのリポートによると、2026年第1四半期の業績はEBITベースで期待を下回った。売上高と粗利益率はおおむね予想通りだったものの、金利・税引き前利益(EBIT)は前年比70%急減し、ジェフリーズの予想を16%、市場コンセンサスを44%下回った。この未達は、スマートフォンとAIoTの売上減少によるマイナスのオペレーティングレバレッジに加え、研究開発費が33%増加したことが原因としている。
小米のEV売上高は同四半期に8%増にとどまり、SU7のモデルチェンジとYU7の販売鈍化が制約となった。経営陣は2026年のEV納入目標55万台を維持したが、ジェフリーズは2026年を49万5000台、2027年を88万台に引き下げた。スマートフォン部門では、同社は2026年の売上高10%減、粗利益率8%のガイダンスを再確認したが、ジェフリーズは携帯端末出荷の約60%が200米ドル未満のモデルであり、ミッド~ハイエンドモデルの値上げだけではメモリーコストの上昇を相殺するのに不十分と指摘した。
新しい目標株価は、前営業日の終値から14%の downside を示唆する。小米株はこの日4.6%下落し、空売りが売買代金の28.9%を占めた。今回の格下げは同銘柄に対する弱気なセンチメントを強めるもので、EVセグメントでは高い市場期待とバリュエーション圧力に直面している。投資家は今後、月次納入データとスマートフォンのマージン動向に関する最新情報に注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。