主なポイント:
- マースク、2026年EBITDAガイダンスを80億〜100億ドルに引き上げ
- EBIT予想は20億〜40億ドルに上方修正、市場予想を上回る
- コンテナ船需要が改定をけん引、株価は7.6%上昇
主なポイント:

主なポイント:
A.P.モラー・マースクは2026年の利益予想を今年に入って2回目の引き上げとし、コンテナ需要の急増を背景にEBITDAガイダンスの上限を100億ドルに設定した。
コペンハーゲンに本社を置く同社は声明で、コンテナ船運賃に対する旺盛な需要環境とスポット運賃の持続的な上昇が今回の上方修正につながったと説明した。マースクは通期の事業利益(EBITDA)を従来の45億〜70億ドルから80億〜100億ドルに引き上げた。事業利益(EBIT)については20億〜40億ドルと見込んでおり、アナリスト平均予想の14億2000万ドルを大きく上回る。
ガイダンスの修正は、中東における地政学的な混乱が引き続き航路に影響を及ぼしているものの、世界の貿易フローが依然として底堅いことを示している。マースクの米国預託証券(ADR)は米国市場で7.6%上昇し、競合のジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズも1%上昇した。
今回の予想引き上げは、海上貨物需要が船腹供給を上回る中、コンテナ船運賃が危機前の水準を上回って推移していることを示唆している。投資家は、夏のピークシーズンを通じてスポット運賃が上昇基調を維持できるかどうかの判断材料として、8月に発表予定のマースクの四半期決算に注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。