要点:
- 新契約価値(VNB)は実勢為替レートベースで前年同期比17%増の17.6億ドルとなり、コンセンサス予想を上回りました。
- 香港と中国本土セグメントが主な牽引役となり、固定為替レートベースのVNBはそれぞれ21%増、26%増となりました。
- 同社は17億ドルの自社株買いプログラムを継続しており、4月29日時点で5670万株を48.06億香港ドルで買い戻しました。
要点:

AIAグループ(1299.HK)は、香港と中国本土での成長がタイの弱さを補い、2026年第1四半期の新契約価値が前年同期比17%増の17.6億ドルになったと発表しました。
AIAグループの最高経営責任者(CEO)兼社長であるリー・ユアンシオン氏は、「タイ以外のすべての報告セグメントが前年比で成長を達成し、当社の業績は広範なものとなりました」と述べ、タイ市場については前年の非常に高い水準と比較して厳しい状況にあったと指摘しました。
将来の収益性の主要指標である新契約価値(VNB)は17.57億ドルに達しました。固定為替レートベースでは、VNBは13%成長しました。AIAにとって2番目に大きい市場である中国セグメントはVNBが26%増加し、中核となる香港事業は地元顧客と中国本土からの訪問者の両方による需要に支えられ21%増を記録しました。これら2つの市場を合わせると、グループの新契約の約半分を占めます。
同社のVNBマージンは1.8ポイント低下して56.0%となりました。AIAの好調な業績とは対照的に、同業のプルデンシャル(Prudential)は四半期の新契約利益が10%増と、より緩やかな伸びにとどまりました。同社は17億ドルの自社株買いプログラムを継続しており、4月29日までに5670万株を買い戻しました。
好調な決算は、市場のボラティリティにもかかわらず、同地域における保険商品への需要が引き続き堅調であることを示唆しています。投資家は、2026年の残りの期間を通じてこの成長を維持できるかどうか、中国と香港の中核市場における勢いの継続に注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。