- 第1四半期の調整後EPSは10.65ドルとなり、アナリスト予想の7.68ドルを大幅に上回りました。
- 売上高は169.4億ドルに達し、予想の151.2億ドルを超過しました。
- 災害損失が44%減少したことで、合算比率は82.0%にまで改善しました。
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オールステート・コーポレーション(NYSE: ALL)が発表した第1四半期の調整後一株当たり利益(EPS)は10.65ドルとなり、アナリスト予想の7.68ドルを大幅に上回りました。災害損失が急減したことで、前年同期の3.53ドルから劇的な飛躍を遂げました。
「オールステートの戦略と遂行能力により、第1四半期は強力な収益と成長がもたらされました」と、同社を率いるトム・ウィルソン氏は述べました。「売上高は169億ドル、純利益は24億ドルに達しました」
今回の好決算は、保険引受実績の改善が牽引しました。当四半期の売上高は前年同期比3.0%増の169.4億ドルとなり、コンセンサス予想の151.2億ドルを超過しました。普通株主に帰属する純利益は24億ドルに達し、2025年第1四半期の5.66億ドルから4倍以上の増加を記録しました。
決算発表後、オールステートの株価は1%上昇しました。損害保険セグメントの合算比率(コンバインド・レシオ)は15.4ポイント改善して82.0%となり、保険会社の収益性を示す重要な指標で好成績を収めました。合算比率が100%を下回ると保険引受利益が出ていることを意味します。災害損失は、前年同期の22億ドルから43.7%減少し、12億ドルにとどまりました。
収益性の著しい改善は、オールステートの主要な事業ライン全体で見られました。損害保険セグメントは27億ドルの保険引受利益を創出し、前年同期に記録した3.6億ドルから劇的な回復を遂げました。災害損失を除いた基礎的な合算比率は、2.8ポイント改善して80.3となりました。
住宅所有者保険は6.85億ドルの保険引受利益を計上し、前年同期の4.51億ドルの損失から黒字転換しました。「オールステート・プロテクション」自動車保険事業も、合算比率が9.4ポイント改善し、81.9となりました。
純投資収益も追い風となり、ポートフォリオの成長と固定利付投資への高金利の恩恵を反映して、9.8%増の9.38億ドルとなりました。
今回の好調な結果は、保険料の引き上げと経費管理という同社の戦略が功を奏していることを示しており、近年の高インフレや異常気象の影響を克服できることを証明しました。投資家は、同社がこの保険引受の規律を維持できるかどうか、次回の第2四半期決算に注目しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。