要点:
- 市場の大きさと拡大を理由に、主力薬「Attruby」の米国におけるピーク時の売上高予測を約40億ドルと改めて表明しました。
- BBP-418、encaleret、infigratinibを含む、後期開発パイプラインからの3つの短期的な製品上市の概要を説明しました。
- 常染色体優性低カルシウム血症1型(ADH1)治療薬として、encaleretの新薬承認申請(NDA)をFDAに提出したことを発表しました。
要点:

ブリッジバイオ・ファーマ(BridgeBio Pharma、NASDAQ: BBIO)の幹部は、最近開催されたBofAヘルスケアイベントにおいて、主要4製品によるリスクを織り込み済みのピーク時の年間売上高が80億ドルを超えると予測しました。これにより、同社の商用薬「Attruby」および近日中に上市予定の3つのパイプライン候補に対する自信を改めて示しました。
「Attrubyと続く3製品により、リスクを織り込み済みのピーク時年間売上高が80億ドルを超える可能性が射程圏内にあると考えています」と、ブリッジバイオの最高財務責任者(CFO)兼社長のトム・トリマルキ氏は述べ、10年以上前の設立以来の同社の成長軌道を強調しました。
同社の主要な商業的推進力であるAttrubyは、第1四半期の米国売上高が1億8,060万ドルに達し、今年中にブロックバスター(年間売上10億ドル以上)の地位を突破する勢いです。経営陣は、ATTR-CM治療薬である同剤の米国におけるピーク時の売上高予測を約40億ドルと改めて表明しました。この予測は、150億ドルから200億ドルと推定される市場機会と、新規患者における25%以上の市場シェア拡大に裏打ちされています。
この予測は、追加の3製剤の成功裏の上市と、競合他社に対する継続的な市場浸透にかかっています。同社は最近、ADH1治療薬としてencaleretの新薬承認申請(NDA)を提出しており、2027年初頭の米国上市を目指しています。これは同疾患に対して承認される初めての治療法となる可能性があります。
ブリッジバイオは、上市が近い3つの資産を含む後期開発パイプラインの詳細を説明しました。対象製品は、肢帯型筋ジストロフィー2I型治療薬の「BBP-418」、ADH1治療薬の「encaleret」、および軟骨無形成症治療薬の「infigratinib」です。
同社は、参加者の76%が主要評価項目を達成した(従来療法ではわずか4%)成功裏の第3相試験を受け、encaleretのNDAを提出しました。ブリッジバイオは、ADH1単独でのencaleretの市場ポテンシャルを10億ドル規模と推定しており、2026年夏にはより広範な慢性副甲状腺機能低下症の適応で同剤の第3相試験を開始する計画です。
BBP-418については、米国と欧州で約7,000人の患者数がいると推定しています。一方、幹部は、毎日の、あるいは毎週の注射を必要とする軟骨無形成症において、便利な経口オプションとしてのinfigratinibの可能性を強調しました。
幹部は、Attrubyの一次治療薬としての地位に自信を示しており、注射剤に対する有効性、安全性、および利便性の観点から医師が経口安定剤を好むことを理由に挙げました。ファイザーの「Vyndamax」のような既存製品との競争にもかかわらず、ブリッジバイオは新規治療を開始する患者市場の4分の1以上を獲得しています。同社は普及を促すため、30日間の無料薬剤プログラムを活用しています。
今回のガイダンスは、ブリッジバイオの多角的製品商業化戦略の明確な姿を投資家に示すものです。Attrubyの継続的な成長とともに、これら3つの次期製品の上市を成功させることが、同社の野心的な80億ドルの売上目標達成にとって極めて重要となります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。