主なポイント
- 証券会社CLSAは、蒙牛牛乳の投資判断「ハイコンビクション・アウトパフォーム」を維持し、目標株価を21.1香港ドルに据え置きました。
- 同社は、業界の過剰生産能力が緩和される2026年後半に、中国の生乳価格が反転上昇すると予想しています。
- 乳牛の頭数が580万頭まで減少したことで、生乳の供給が引き締まり、価格の回復を後押しすると見込まれています。
主なポイント

CLSAは、中国における生乳価格の回復期待から、蒙牛牛乳の投資判断「ハイコンビクション・アウトパフォーム」を維持し、目標株価を21.1香港ドルに設定しました。
CLSAは調査レポートの中で、「生乳価格の安定は、上流資源の強力な支配力を持つ大手乳製品企業に恩恵をもたらす」と述べ、蒙牛牛乳を主要な受益者として挙げました。
同証券は、2023年12月の650万頭から2026年3月までに580万頭へと大幅に減少した中国の乳牛飼育頭数に言及しました。この生産能力の削減は、牛肉価格の上昇による低生産性の牛の淘汰加速と相まって、将来的な供給の引き締まりを示唆しています。
この予測は、生乳価格が底を打ったことを示唆しており、液体乳への露出度が高い蒙牛牛乳が大幅な収益回復を遂げるための好位置にあることを示しています。CLSAは、価格の回復が2026年後半に始まると予想しています。
この前向きな見通しは他の主要企業にも及んでおり、CLSAは競合他社の伊利に対しても、多角的なビジネスミックスを理由に投資判断「アウトパフォーム」を付与し、上海上場株の目標株価を35元に設定しました。
今回の格付け維持は、中国の乳業業界における過剰生産能力のサイクルが緩和されつつあることを示唆しており、主要メーカーにとって収益性向上への道筋がより明確になったことを意味します。投資家は、2026年後半の価格反転説を裏付けるものとして、需要安定の確認と2025年の新規加工能力の稼働を注視することになります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。