Key Takeaways:
- 第1四半期の純利益は、手数料および投資収益の減少により、ゴールドマン・サックスの予想を5%下回りました。
- 不良債権(NPL)発生率は前年比8ベーシスポイント上昇し、1.08%となりました。
- クレジットカードの不良債権発生が20%急増し、同行が指摘する主要な懸念事項となっています。
Key Takeaways:

招商銀行(03968.HK)の株価は、ゴールドマン・サックスのレポートが第1四半期のクレジットカード不良債権の20%急増を指摘したことを受け、4.6%下落しました。
同行の第1四半期の引当金繰入前営業利益および純利益は、それぞれゴールドマンの予想を3%および5%下回ったと同社は顧客向けノートで述べました。
予想を下回る業績の要因は、手数料収益の伸び悩み、投資収益の前年同期比7%減、そして継続的な純金利マージン(NIM)の縮小によるものです。全体的な不良債権(NPL)発生率は、主にクレジットカード債務の悪化により、前年から8ベーシアポイント上昇して1.08%となりました。
「顧客基盤は依然として比較的高い質を維持しているものの、この傾向には注意が必要である」とレポートは述べており、クレジットカードローンの急激な焦げ付き増加を同行の主要なリスク要因として挙げています。
業績が予想に届かず、信用リスクが高まっているにもかかわらず、ゴールドマン・サックスは同行の「買い」評価を維持しました。同社は、第1四半期の低調な結果を反映し、2026年から2028年の招商銀行の利益予想を1%引き下げました。
目標株価は52.86 港元に据え置かれました。レポートによると、火曜日の同社株の空売り活動は全売買代金の40%以上を占めていました。
今回の結果は、経済環境が消費者信用の質に影響を与える中、中国の金融機関にかかっている圧力を示しています。投資家は、次回の決算発表でクレジットカード・ポートフォリオの安定化の兆しがあるかどうかを注視することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。