フォードは、トランスミッションの不具合により車両が意図せず動き出す可能性があるとして、米国市場の約74万1195台をリコールする。このリコールは2018~2021年型の複数のフォードおよびリンカーンモデルを対象とする。また、同社はフェンダーフレアの問題で約3万6046台のブロンコもリコールする。
フォードは、トランスミッションの不具合により車両が意図せず動き出す可能性があるとして、米国市場の約74万1195台をリコールする。このリコールは2018~2021年型の複数のフォードおよびリンカーンモデルを対象とする。また、同社はフェンダーフレアの問題で約3万6046台のブロンコもリコールする。

米道路交通安全局(NHTSA)は24日、フォード・モーターが米国市場で約74万1195台の車両をリコールすると発表した。トランスミッションの不具合によりパーキングシステムが損傷し、意図せず車両が動き出す恐れがあるためだ。
NHTSAによると、「影響を受ける車両には、意図しない車両の動きを引き起こす可能性のあるトランスミッションの状態が存在する」という。ディーラーはソフトウェアを無償で更新し、損傷したトランスミッション部品を点検・交換する。
リコールの対象となるのは、2018~2021年型のリンカーン・ナビゲーターおよびフォード・エクスペディション、2020~2021年型のエクスプローラーおよびリンカーン・アビエーター、そして2021年型のF-150ピックアップトラックの各モデルである。別途、フォードは約3万6046台のブロンコについて、フェンダーフレアの固定が不十分で脱落し道路危険を生じる可能性があるとしてリコールを実施するとNHTSAは発表した。これにより衝突リスクが高まる恐れがある。ディーラーはフェンダーフレアを点検し、必要に応じて無償で修理または交換する。
今回のリコールは、同社が保証コストの削減と信頼性の向上に取り組む中で、フォードの品質課題に新たな難題を加えるものだ。約74万1195台にのぼるパーキングシステムのリコールは、ミシガン州ディアボーンに本社を置く同社にとって近年で最大規模のひとつとなる。投資家が是正費用や不具合に関連する可能性のある法的請求が財務に与える影響を評価する中、フォードの株価は圧力に直面する見通しだ。7月下旬に予定される次回の四半期決算報告では、リコールがフォードの保証引当金および最終利益にどのような影響を及ぼすかについて、初めて詳細な分析が示されることになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。