主なポイント:
- フォードの株価は5月15日に5%下落し、数日間の上昇による利益の一部を打ち消しました。
- この下落は、4月の米国内販売台数が14.4%減少し、EV販売が24.8%減少したとの報告を受けたものです。
- シティは、販売と価格設定の圧力を理由に、同社の目標株価を13ドルに引き下げました。
主なポイント:

フォード・モーターの株価は水曜日に5%下落し、4月30日以来の最大の下落率を記録しました。これは、同社が4月の米国内販売台数の大幅な減少を報告し、シティから目標株価の引き下げを受けたことによるものです。
この反転は、モルガン・スタンレーが同社の蓄電事業に強気な見方を示したことで急騰していた、数日間にわたる株価の上昇を受けたものです。
今回の売りは、フォードの4月の米国内販売台数が前年同月比14.4%減の178,667台に落ち込んだことを示すデータがきっかけとなりました。電動車の販売は31.1%減少し、そのうち純EVは24.8%減、ハイブリッド車は32.5%減少しました。同社のデータによると、主力製品である「Fシリーズ」ピックアップトラックでさえも、販売台数は14.7%減少しました。
この弱い販売報告は、借入コストの上昇と原油価格の高止まりが消費者需要を圧迫する中で、自動車メーカーが直面している課題を浮き彫りにしています。このデータは、以前に株価を押し上げた中国の電池大手、寧徳時代(CATL)との提携を巡る最近の楽観論をかき消す形となりました。
フォード株の急激な反落は、特に高価格帯のEVセグメントにおける新車の短期的な需要に対する投資家の懸念を浮き彫りにしています。一部のアナリストはフォードのエネルギーおよび電池部門に長期的な可能性があると考えていますが、販売の鈍化と利益率の低下という当面の現実に注目が集まっています。
販売データが発表される前の5月4日、シティのアナリストであるイタイ・ミカエリ氏は、フォードの目標株価を13.50ドルから13ドルに引き下げ、投資判断を「中立」で据え置いていました。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。