主なポイント:
- グレッグ・アベルは2026年第1四半期にドミノ・ピザを含むバークシャーの16銘柄を売却
- バークシャーはアルファベット株を3倍以上に増やし、290億ドル超でトップ5保有銘柄に
- 今回の動きはバークシャーの新CEO下で初の大規模ポートフォリオ再編となる
主なポイント:

バークシャー・ハサウェイの新CEOグレッグ・アベルは、第1四半期にドミノ・ピザを含む16銘柄を売却し、アルファベット株を3倍以上に増やした。
バークシャーの四半期13-F報告書で開示されたこれらの動きは、アベルが1月1日にウォーレン・バフェットの後任としてCEOに就任して以来、初の大規模ポートフォリオ再編となる。バフェットは引退前の6四半期連続で、335万株のドミノ・ピザ株を積み上げていた。
ドミノ・ピザの第1四半期の既存店売上高は国際事業で0.4%減少し、32年ぶりの減少となった。同報告書によれば、株価は予想利益の約14倍で取引されており、2025年の大半を通じて約25倍だった水準から低下した。
アベルはバークシャーのアルファベットA類株を3倍以上に増やし、C類株の新規ポジションも開設した。同コングロマリットは、6月1日に発表されたアルファベットの800億ドルのエクイティ募集に100億ドルをコミットし、うち50億ドルは各株式クラスに割り当てられた。バークシャーのアルファベット株の総保有額は現在290億ドル超となり、トップ5保有銘柄となった。
グーグルは世界のインターネット検索トラフィックの約90%を掌握しており(GlobalStats調べ)、アルファベットにデジタル広告における強力な価格決定力を与えている。また、生成AIの統合によりGoogle Cloud部門の売上成長を再加速させている。
今回のポートフォリオ大規模見直しは、3320億ドルのポートフォリオと約4000億ドルの短期財務省証券を引き継いだアベルの下での戦略転換を示唆している。投資家らは、新CEOがバークシャーの保有銘柄を引き続き再編する中、第2四半期の13-F報告書での更なるポジション変更に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。