Key Takeaways:
- 国投証券はTCLエレクトロニクス(01070.HK)の「買い-A」評価を継続。
- 6ヶ月の目標株価を18.96香港ドルに設定。これは2026年予想PER16倍に相当。
- 海外でのテレビ販売好調により、第1四半期の純利益は前年同期比123.6%増と急増。
Key Takeaways:

国投証券は、TCLエレクトロニクス・ホールディングス(01070.HK)の「買い-A」評価を継続し、第1四半期の純利益が123.6%増加したことを受けて、6ヶ月の目標株価を18.96香港ドルに設定しました。
国投証券は5月14日のリサーチレポートの中で、「同社は引き続き海外市場でのシェア拡大が期待できる一方、太陽光発電などの革新的な事業が高速成長期に入っている」と述べています。
この強気な予測は、TCLが発表した2026年第1四半期の親会社に帰属する純利益が、前年同期比123.6%増の3億6,000万香港ドルに達したことを受けたものです。売上高は、ディスプレイ事業および国際事業の好調により、15.3%増の292億3,000万香港ドルとなりました。
今回の評価は、最近発表されたソニーとの大規模な合弁事業を含む、TCLのグローバル拡大および製品アップグレード戦略の成功を裏付けるものです。国投証券の目標株価は、2026年の1株当たり利益(EPS)予測1.18香港ドルの16倍のPERに基づいており、大きな上昇余地を示唆しています。
成長は主に、海外テレビ事業の売上高が前年同期比で23.2%増加したことによってもたらされました。ハイエンド製品への注力が実を結び、海外市場におけるMini LEDテレビの出荷台数は全体の14.2%を占め、前年から8.2ポイント上昇しました。中小型ディスプレイ事業も急速な成長を見せ、売上高は26.3%増加しました。
収益性も売上高とともに改善しました。当四半期の連結売上総利益率は、前年同期比で1.5ポイント上昇しました。これは、大型ディスプレイ事業の利益率が3.0ポイント改善したことや、売上高が13.2%成長した高利益のインターネット事業の利益率が10.6ポイント大幅に上昇したことによるものです。なお、最新の配当方針については公表されていません。
好調な決算とソニーとの新たな合弁事業は、TCLの垂直統合とプレミアム化戦略が、グローバルな競合他社に対して優位に立っていることを示しています。投資家は、同社が2026年の残りの期間を通じて、利益率の拡大と海外成長を維持できるかどうかに注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。