主なポイント:
- レモネード社の株価は今週、再保険契約の締結により約24%急騰
- 割当再保険の移転率が約20%から約18%に低下
- 同社は年末までに調整後EBITDAの黒字化を見込んでいる
主なポイント:

Lemonade Inc.の株価は今週、約24%急騰した。同社が再保険プログラムを再交渉し、より多くの保険料収入を自社で保持できるようにしたためだ。
「新たな契約により、成長する事業から得られる利益のより多くを当社で保持できるようになります」とLemonadeの広報担当者は声明で述べた。
割当再保険(再保険会社に支払われる保険料の割合)の移転率は、従来の約20%から約18%に低下した。同社はまた、災害や大規模な気象イベントに対する補償範囲を拡大した。このプログラムは標準的な12ヶ月契約で運用される。
今回の再交渉は、Lemonadeの引受能力に対する再保険パートナーからの信頼の高まりを示している。同社は年末までの調整後EBITDAの黒字化と、来年度の純利益黒字化を目標として掲げており、保険料1ドルあたりの自社保留分が増えることで、これらの目標はより達成しやすくなる。
ニューヨークに本拠を置く同社は、上場以来、収益性の改善に取り組んできた。主要なトップライン指標である有効保険料は、Lemonadeが新商品や新地域に進出する中で10四半期連続で成長を加速させている。同社は人工知能と機械学習を活用して保険金請求の処理とリスク管理を行い、運営コストの安定化に貢献している。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのデータによると、同株は今週の上昇以前にも6月に12%上昇していた。株価は2021年の高値には依然として及ばないものの、収益化が近づくにつれて回復基調にある。
移転率の低下は、保険料の規模や顧客数の増加を必要とせずに、Lemonadeの利益率を直接改善する。投資家は、新たな再保険条件のもとでの最初の四半期決算となる第3四半期の業績報告に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。